10/06/13 23:43:49 5T1tSkOR
龍馬伝の坂本龍馬について
脚本家はやたら新しい龍馬像とやらにこだわり
もともと実家がお金持ちのボンボンだから…という点を随分念頭に置いているようだが
龍馬が尊王攘夷派で土佐勤皇党に加わったことから見ても
それ相応の決意を持っていたと思うのに
まるで皆が入るし頼まれたし仕方なく…みたいな設定で
その後も攘夷派を名乗るものの一応攘夷派所属だけどねーくらいの軽さで
見るに堪えない。
薩摩藩の寺田屋事件で亡くなった森山新五佐衛門も豪商の出で
父親の代に多額の献金で士籍を得たらしいから龍馬とも相通づる所があるかと思うが
その森山が書いたという何年か前に展示会で見た書状は
その京都へ向かう直前に家族へあてたもので
ほとんど遺書に近いものだった。
恐らくこの当時の志士たちは生まれた環境がどうであろうと
皆こういう、いつ死んでもおかしくないという心構えを持って
活動していたと思うがそのへん脚本家はどう思って書いているのかなあ。
じゃ、これだけ書いて自分も脱落するからw