09/12/28 01:18:13 c3igHlNJ
>>224
「おせっかい」の件はともかく、坂の上の雲が媚中だ、って言ってる人の多くは、
「視聴者の感性に訴えて、中国を良く見せようとしている」って主張してるように思える。
実際、NHKがドラマの中にプロパガンダを織り込もうとしていたのなら、そうするだろうし。
日本軍の苦戦、中国軍の勇戦ばかり描いてる、って主張も然り。
論理的に考えれば、中国軍が強い、勇敢=中国軍が正義、ってことにはならないのに。
その主張が正しいとしたら、「臭い」「卑怯」は真っ先にカットなんじゃないか、ってこと。
「中国軍の勇姿」に関しては、印象がどうだったか、って話になるから難しいけど、
少なくとも俺は、直後の「何考えてるんだ」と合わせても、
中国軍カッケー、中国良い国!って印象を多くの視聴者に持たせるようなシーンだったとは思えない。
このシーンは、前にも言ったけど好古の豪胆さを演出するためのシーンだから、
日本軍は追い詰められる必要があったんだろうと思う。
レオ軍曹のシーンについては、日本軍がどうこう、ってことを表現しようとしたんじゃなく、
戦争そのものについて表現したシーンだったと思ってる。
「頑張らないと明日は我が身だぞ」って5話への伏線でもあっただろうし。
近代の厭戦的な思想で司馬史観を損ねてる、ってのはあるかもしれないが、
「中国のプロパガンダ番組」なんて言い張るのはどうかと思う。