09/12/20 10:15:23 HEjS4ZHU
初回OPのナレーションで「恋は、散り降る花の如く」という言葉で諏訪姫映像だから、
勘助の姫への気持ちは恋だという先入観があった。
実際に姫パートが始まってみれば、勘助の一目惚れとして描写されてるように見えた。
でも、あの姫に、そこまでの魅力、一目で誰かを虜にするほどの輝きがあったようには
見えなくて、勘助の姫への思い入れがどうにもこうにも理解しがたかった。
理解できないでいるうちに、どんどん「姫しゃま~!」状態が加速。
姫パートが終わり、陰謀パートに切り替わった時は、心からほっとしたw
最近になって見返してるんだが、一目惚れだの、恋だの、という気持ちはさておき、愛す
る者を殺され、武田への憎しみに呻吟する少女、というものは、勘助にとって、他人事とは
思えない存在だったのかな、と思った。
ミツとのことも諏訪姫に話してるし。
必死に強がってはいるが、自分自身の命も心も、どうやって生かしていいのかもわからな
い、しかし、死にたくはない、と足掻く姿に、自分の昔を見たのかもしれんなー、と思ったわ。
一目惚れが出発点なのではなく、そこが出発点なのかも、と。
周囲を睨みつけるしかできずジタバタしてる諏訪姫の姿と、オロオロする勘助を観てるうちに、
そんなふうに見えてきた。
実際には、まったく違ってて、的外れな感想かもしれないw
しょせん、諏訪姫云々の話を今の三割くらいに減らして、陰謀と戦をしてほしかった、無粋者
だから。