09/10/28 09:13:08 VSzbEGa8
>>242
関ヶ原は結果だけわかればよい。
しかし長谷堂城戦のような「直江兼続の生涯の大きな出来事」は、
それこそが「ドラマの主筋そのもの」であり、
「直江の心理的変化を追う上で欠かせない基盤」。
たとえば兼続が長谷堂城で西軍の敗戦を知り、自らの敗北を悟り、
撤退戦で部下を失ってボロボロになり、一度は死を覚悟するも思い直し
何が何でも生き抜いて、上杉を守ろうと決意するところを丁寧に描いていれば
今の彼のご都合主義に見える生き方にも、説得力があったはず。