09/09/19 17:08:57 aNSGawMB
>>583
加熱具は石田の為に半ば捨て石になるつもりがあったのかもしれない。
石田参戦を聞いてから湧き立つ家臣の中、加熱具だけが苦虫をつぶした顔をしていた。
もともと加熱具が呼びかけた石田参戦のはずならば、加熱具は喜ぶべきところなのに。
大阪城では武士が城中に入っていたりと、尋常ならぬ気配。
加熱具のシナリオとは違う流れになってるのでは?という演出がされている。
(その前の直江状では文だけで家康を激情させる等スマートに描かれているだけに
石田決起に違和感が強調されている。)
追撃戦を提案したのは他の家臣であり、加熱具の口が重かったのは徳川の次の手がある程度読めていたため。
(そのため、最上参戦の情報が入った時は真っ先に反撃するよう進言している)
加熱具は混乱する情勢で、少しでも石田に有利になる様にしたいのではないかと。
しかし、それは上杉に多大な損害を与えかねんもので、
頭に血の上った加熱具を止めるために殿が「俺を切れ」と。
まあ、この作品は人の演技に情報が詰められてたりするから、
厄介な作品だとは思う。