09/09/16 13:51:15 LuAidgSd
>>224
本来直江ってのはヘタレなんだよ。
失態や不徹底の連続で、故郷の越後を失い、
会津を追われ、領土の大半を失った。
んで、彼は罪ほろぼしのために、その後倹約したり合理化して上杉を支えた。
彼が後世そこそこ評価されているのは、その罪滅ぼしの部分なんだよな。
だから、話の本筋は関が原以後にしなければ、直江の話なんて無意味なわけで。
彼の死後妻のお船は直江家の家禄を返上したらしいが、
おそらく彼女は夫の前半生の失態を肌で感じ、
主君や同僚家臣たちに責任や罪悪感を感じていた可能性は高い。
そうでもなければ家の存続大事の時代に、養子の余地があるのに、
自主的に家禄返上する理由はかんがえにくい。
そう考えると、お船という女は夫よりも空気よめる人だったのかなという気もする。