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「CGとばれたら終わり。自然に見られるのが大事」。こう語るのは「天地人」で群集や城、
行軍などのCGを担当するオー・エル・エム・デジタル(東京都)の坂美佐子プロデューサー。
「ハリウッド映画を見に行く人と違って、大河ドラマの視聴者はCGに寛容じゃない」。
それだけに、鮮明なCGにわざと”汚し”やもやをかけたり、色調を変えたりと、自然な仕上がりに工夫を凝らす。
フルCGの場面を使った魚津城の攻防では、ズームイン・アウトや首振りのカメラワークを
頻繁に組み合わせたほか、微妙にぶれる手持ちカメラのような映像にした。
ほかのシーンでは、背景に緑の幕を張った実写にCGを合成することも。
今後のCGシーンの見どころは、全国から20万人以上が加わったという小田原攻めと、
天下分け目の関が原の戦い。CG製作スタッフが実際に関が原を見学する予定で、主人公直江兼続(妻夫木聡)の
盟友の石田三成(小栗旬)の視点で、戦闘、傍観、裏切りとさまざまな行動を取った
武将たちとそれぞれの軍勢を描く。