09/06/16 20:52:40 m+/tz6MU
きらびやかな都に質実剛健な上杉の気風を示して一目置かれる景勝。
しかし、賢い兼続はすでに義など通用しない世の中であるのを知っていて
追従の一つも言えない主君と太閤、諸大名の間で苦労する。
裏でフォローの挨拶をしたり、時代遅れの直垂姿を自分の判断のせいにして
笑われ、贈り物をこっそり派手にして景勝に怒られ、損な役回りを全部引き受ける。
景勝はあくまで自分の意地を貫こうとするが秘かに兼続に感謝してる。
―そんな主従ならどっちもかっこよかったのになあ。