09/05/01 09:15:55 98Qj+dXU
信憑性の有無はともかく、熱狂的最上信者の主張は片桐先生から
来たものなのは確かなようだ。
片桐先生の最上へのひいきがよく見られるのは↓
URLリンク(mogamiyoshiaki.jp)
最上は上杉の最上侵攻に「ちょっと待って」という書状を送った
というが書状は偽書、義光が弱音を吐いたのは創作だーと主張し
ている。これを弱音とみるか時間稼ぎの作戦とみるかは置いてお
いて・・・。
片桐先生は「上杉家記」に書状の全文あるのみで裏付けるものは
ないーとし、上杉方に変節を嘲笑する書状などがないというよう
な少し苦しい理由づけをしているが、最上方がそうした交渉に出
たことは、「上杉家御年譜」にも人質を出して敵対しない旨書状
で上杉方へ伝えたことが記述されているし、甘粕あて直江書状で
も最上方が「少々懇望」してきたので最上攻めを延期している旨
記している。
地元史家の研究成果は地域に根差していて重要だし、ひいきめになるのはやむ
を得ないと思う。敵だった直江憎しというのもわかる。地元の英雄を顕彰する
のはいいことだと思うし。ただ、これを鵜呑みにして他をたたくのはいかがな
ものか。