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【PJ 2008年11月01日】- ドイツ映画の新作や無声映画を上映するドイツ映画祭2008が31日、東京・新宿のバルト9で始まった。
午後5時からのオープニング・セレモニーではドイツ映画輸出公団代表のクリスティアン・ドルシュ氏とドイツ文化センター所長の
ウーベ・シュメルター氏が舞台あいさつを行った。日本におけるドイツ年の公式企画として始まったドイツ映画祭も今年で4年目を迎えるが、
4年間で観客数は60%増えたという。
壇上には『クラバート-謎の黒魔術』のマルコ・クロイツパイントナー監督と出演のローベルト・シュタートローバーさん、
『ノース・フェイス-アイガー北壁』のフィリップ・シュテルツル監督と出演のフロリアン・ルーカスさん『HANAMI』に出演の入月絢さんらが勢ぞろいした。
オープニング・セレモニーの後には、ドイツを代表する児童文学者であるオトフリート・プロイスラーの代表作ともいえる『クラバート-謎の黒魔術』の
上映が行われた。上映後には観客との質疑応答が行われ、プロイスラーの小説を映画化することになった背景について、クロイツパイントナー監督は
「プロデューサーチームが原作を映画化するために奔走してきたが、なかなか原作者を説得できなかった。ようやく映画化権を得て、わたしにオファーがあった。
ファシズムに対する意味合いを込めた作品でもある」と語った。
この原作は1977年にチェコの映画作家カレル・ゼマンによって紙人形を用いたアニメーション映画が作られているが、クロイツパイントナー監督は
「(1977年の作品は)とても詩的な作品だと思う。だが、影響を受けるのを避けるため、映画を撮る前には見なかった」と話した。また、主人公の敵役ともいえる
リュシュコを演じたローベルト・シュタートローバーさんは「役者であれば一度は悪役を演じたいものなので、悪役を演じられたのは夢のようだった」と語った。
ドイツ映画祭は11月3日まで。【了】
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