08/10/27 18:26:14.22 ZV5BM5Bf BE:2838483599-PLT(20302) ポイント特典
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ごみ有料化で思わぬ特需 和布団の仕立て直し急増
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
十一月から大型ごみの収集が有料化される神戸市で、昔ながらの綿の入った和布団を仕立て直す人が急増している。
今後捨てるのに費用がかかることや、家計の負担増から長持ちさせようとの意識が広がっているようだ。
一方で、この機に買い替える人も多く、まちの布団店には思わぬ特需が生まれている。(森 信弘)
神戸市は現在、布団を含む「粗大ごみ」と「大型家具・自転車」を無料収集しているが、十一月からこれらの収集を「大型ごみ」として有料化。
布団は三枚までごとに三百円かかるようになる。
和布団の仕立て替えは、固くなった綿をほぐすなどして再生するが、近年はポリエステル製の布団やベッドの利用が増え、和布団はあまり売れなくなっているという。
神戸市東灘区御影本町の宮田ふとん店では、十月に入って、仕立て替えの申し込みが急増。その売り上げは例年の二倍以上に上る。
一人で何枚も頼む人もおり、経営者の槇野絋男さん(65)は「捨てるのに費用がかかるからとか、大事な物で捨てられないから、という声を聞く。
景気の悪い中、本当にありがたい」と顔をほころばせる。
同市灘区水道筋三の「寝具ヨシダ」でも、和布団関連の売り上げが例年の約二倍に。
仕立て替えが一枚約一万円なのに対し、同様の新品は一万五千円ほどとあって、経営する太期量子(だいごかずこ)さん(53)は「仕立て替えは環境にもいいこと、と説明している」と話す。
一方、「ごみ有料化対策」を前面に出してキャンペーン販売を始める専門店も。兵庫県内を中心に展開する寝具店「つゆき」(徳島市)は九月から布団の下取りを強化。
神戸市内の店舗では、敷布団の九-十月の売り上げが、前年の一・五-二倍に伸びたという。
神戸市環境政策課は「使える物は工夫し、ごみを減らそうというのが有料化の狙い。
有料化策が再利用につながっているなら歓迎する流れだ」としている。
【依頼スレ406】