08/10/27 17:09:40.30 ZV5BM5Bf BE:560689128-PLT(20302) ポイント特典
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「傷んだ」米証券大手、それでも総額200億ドルのボーナスの余裕(2)
10月27日(ブルームバーグ):株価が年初来で70%下落し、5四半期連続で赤字決算となったにもかかわらず、
米証券メリルリンチはボーナスに約67 億ドル(約6280億円)を充てる方針だ。
2008年11月期決算が黒字となる公算の米証券最大手ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーは、
3四半期が終了した時点で、前年比28%減となる約130億ドルをボーナス支給向けに引き当てている。
また米史上最大の破たんとなったリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの一部従業員も、前年と同水準のボーナスを受け取る見通しだ。
専門家によれば、大恐慌以来最悪の金融危機で大手証券が破たんし、7000 億ドルの金融安定化策に伴い
高額な賃金が世間の批判を浴びたにもかかわらず、ウォール街の大手金融会社は給与に加え年末ボーナスを支給する見込みだ。
米エグゼクティブ・サーチ会社のエゴン・ゼンダー・インターナショナルの米金融サービス採用責任者ロバート・スローン氏は
「会社にとって極めて重要なマネジャーらについては、昨年と同額のボーナス支給によって流出回避が図られるだろう」と述べた上で、
「その他の従業員は大幅減額となるだろう」と予想した。
ゴールドマンの賞与引当金は約68億5000万ドル。従業員1人当たり21 万300ドルと、前年から32%減少した。モルガン・スタンレーは
引当金が64 億4000万ドルで、1人当たりでは前年比20%減の13万8700ドル。
メリルは従業員1人当たり11万ドルを引き当てている。3000人余りを削減したことから、前年の10万8000ドルを上回っている。
賞与額は、過去数年と同じく、各社が計上した報酬経費の約60%が年末ボーナスに充てられるとの推定に基いて算出されている。
URLリンク(www.bloomberg.com)
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