08/10/22 03:17:12.32 bqmMMrD5 BE:269311924-PLT(12050) ポイント特典
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世界的な金融危機に伴い、日本でも経済情勢の悪化が鮮明化する中、
売り手市場が続いていた学生の就職に影響が出そうな情勢になっている。
県内の大学でも10月から3年生の就職活動が本格化、担当者や学生からは当惑の声も聞こえ始めている。
「厳しくなるのは間違いない。三年生には、『今の四年生とは状況が様変わりする』と言った」。
福井工業大就職支援課の畑佳秀主任は、十月に開いた就職セミナーで学生に現状を伝えた。
畑主任は「志望者が多く景気の良かった自動車業界でさえ先行きが不透明となり、もはや追い風はない。
毎年採用しているのに、ことしは控える中小企業も出てきた」と説明する。
福井労働局によると、大学や短大、高専などを対象に調査する就職内定率は、
近年90%を超える高水準で推移してきた。「特に最近は売り手市場だったが、先行きは不透明感が高まっている」と分析する。
福井大就職支援室の青山伝治室長は「現段階での聞き取りでは採用を減らす話は聞かない」としながらも、
「右肩上がりは今の四年生で最後」との見方。公務員志望者も増える傾向にあるという。
本年度からの試みとして、就職担当の教員自らが前年度に採用があった県内企業を回っている。
青山室長は「就職が良いときばかりではない。企業とつながりを深める必要がある」と狙いを説明する。
同大工学部三年の上良(こうろ)紗代さん(21)は建設、建築関連への就職を希望する。
「建設会社は倒産のニュースも多く、正直就職には不安がある。業種を絞り過ぎず、幅広く受けるつもり」と話していた。
(渥美龍太)
中日新聞 - 金融危機で学生の就職に失速感 担当者ら当惑「先行きは不透明」 2008年10月22日
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