08/10/20 01:18:06.04 bgdQwOcd BE:717530696-PLT(12000) ポイント特典
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金融危機が欧州に本格上陸
相次ぐ銀行の破綻、各国景気は急減速
米国以上に銀行への依存度が高い欧州経済への打撃はより深刻だ。
財政状態の相違から、各国の政策対応にはバラツキが出る可能性がある。
介入主義台頭の恐れがあるが、欧州には規制緩和や自由競争が不可欠だ。
9月28日からの1週間、米国発の金融危機が欧州を襲った。わずか数日のうちに
金融機関が5社も破綻し、10月3日にはフランスがついに景気後退入りを認めた。
こうした中で4日、英独仏伊4カ国の首脳会合が急遽パリで開かれた。この会合をもって
「米国発の嵐は乗り越えられる」という欧州の楽観論は、終焉を迎える。
最近の米国金融業界の動乱で、体力の弱い金融機関の資金調達力への懸念が世界中で
パニックを引き起こし、欧州では相次いで大手銀行が救済される事態となった。
さらに悪いことに、欧州諸国の最新の経済指標は、軒並み急激な景気減速を示している。
英国、デンマークなどは景気後退か一歩手前。イタリアやフランスでは失業率が跳ね上がり、
ドイツの工業生産は急減している。悲観論の急先鋒となったフランソワ・フィヨン仏首相は、
世界は1929年の大恐慌以来の金融危機と、73年の石油ショック以来の経済難に同時に
見舞われていると語った。
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