08/10/16 06:56:20.73 70wTeLp+ BE:626820285-PLT(24736) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/anime_nurupo_ga_2.gif
県が15日に発表した2009年度一般会計の予算編成方針で、
同年度の財源不足(赤字)額が約1350億円に達する見通しであることがわかった。
企業収益の悪化や消費低迷で、県税収入が、今年度当初予算より1300億円(10・1%)減少が見込まれることが主因。
県は「危機的な状況で、このままでは財政が破綻(はたん)する」として徹底的な事務・事業の見直しを行うよう各部局に通知した。
来年度予算の収支見通しによると、歳入は、県税収入減少の影響で、今年度当初比5%減の約1兆6000億円。
一方、歳出は、同3%増の約1兆7350億円。介護・医療関係費で140億、借金返済に当たる公債費で180億円の増加を見込んだ。
財政課によると、財源不足額1350億円は、自治体の財政状況が健全かどうかを示す
「健全化判断比率」の指標「実質赤字比率」の基準を2倍以上上回っており、
このまま何も対策を講じないと、国に財政再生計画を求められ、自由に起債(借金)もできなくなる。
秋の予算編成で見込まれる財源不足額としては、1999年度の2200億円に次ぐ規模。
この時(98年秋)には「財政危機宣言」を出し、県民に対して歳出減で悪影響が出ることについて理解を求めたという。
同課は「財政危機宣言は最後の手段。今回は特に聖域を設けることなく、
ゼロベースの視点で徹底的に事務・事業を見直したい」としている。
県 1350億円赤字 来年度見通し 「財政破綻の危機」 (2008年10月16日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)