08/10/15 22:24:56.65 OEAF1Rwb BE:583639283-2BP(3341) 株主優待
sssp://img.2ch.net/ico/anime_loop.gif
「庶民の感覚と先見性を望む」
無職 石渡 靖政(神奈川県鎌倉市 68歳)
私が読んでいる新聞は本紙と、庶民の気持ちを代弁してくれる日刊ゲンダイです。
図書館に行ったときは、読売や産経を読んで比べます。本紙を読み始めたのは、
中学生のころでした。55年体制の当時、社会党などの革新政党に勢いがありました。
本紙も革新的であり、進歩的な新聞と思っていました。
今、社会党がなくなり、労働組合の存在感もかつてほどではありません。
時代とともに紙面も変わるのでしょう。
しかし、格差社会などの問題がある今、かつて本紙にあった庶民感覚が感じられない
のは残念です。
社説では、郵政民営化の必要性を主張し、財務省出身者の日銀総裁人事に賛成でした。
また1月の日経を皮切りに本紙、読売がそれぞれ年金改革案を提言しました。
このような提言は政策決定への関与につながり、政権に取り込まれないことを心配します。
今回の金融危機を予見するような新聞であってほしかった。
サブプライムローンの破綻など市場原理主義の行き着く先をきちんと報道し、庶民感覚と
先見性をさらに磨かれることを望みます。
10月15日朝日新聞東京本社版「声」欄掲載
URLリンク(tnpt.net)