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前後逆に服着せ入所者が圧迫死 白老の知的障害者施設（10/11 07:14）
【白老】胆振管内白老町の知的障害者更生施設「社台やわらぎ園」で昨年六月、
三十代の男性入所者が服を前後逆に着せられたため首を圧迫されて死亡し、
胆振支庁が不適切な身体拘束に当たるとして、施設を運営する社会福祉法人希望の里（苫小牧）に行政指導を行っていたことが十日、分かった。
同支庁などによると、昨年六月十一日、男性が服を脱ごうとするなどしたため、自分で脱げないよう、
施設側が着ていた上下つなぎの服の前後を逆に着せた。その後、男性は首をえりで圧迫されたことが原因で死亡した。
厚生労働省の基準では、入所者の生命や身体を保護するための緊急時を除き身体拘束を認めていない。
同支庁は、服を前後逆に着せたことが身体拘束に当たるとして、改善を求める指導を行った。
希望の里は「亡くなられたことは重く考えている。改善報告書を提出しており、個人情報なのでお話しすることはない」としている。
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