08/10/07 19:28:20.58 bLCM09nt BE:865613388-BRZ(10709) ポイント特典
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ひと:パトリシア・マッカーンさん=イラク帰還兵◇パトリシア・マッカーンさん(25)
エメラルドのような瞳で見つめ、穏やかに話していたのに、一瞬みけんにしわを刻み、険しい表情になる。
「軍にとって大事なのは、人の人間性を奪うことです」。軍での体験を振り返る時だ。
高校3年生の17歳で米イリノイ州兵に志願。農業と大学が“主産業”の町で、進学資金を稼ぐには選択肢が限られていた。
03年5月にイラク戦線へ送られる直前、「怖ければ撃ち殺せ。妊婦は腹に、男も民族衣装の中に爆弾を隠している。
ガキはおとりだ。殺せ、殺せ、殺せ」と教え込まれた。バグダッド郊外の基地で兵たん業務に就いた。
上官が女性の部下に性的関係を強要し、男たちは「強姦(ごうかん)」をよく話題にした。正当な理由もなく、
隊は結婚披露宴に砲弾を撃ち込んだ。
翌年5月に帰国。見知らぬ人と街でけんかし、酒量を抑えられない自分がいた。貫かれていた「蔑視(べっし)」は、
感情を壊す軍の手段だったと思う。今も苦しむ。
06年に除隊した。帰還兵の会に入り、集会で体験を話す。入隊で悩む若者の相談にも乗る。
共感した人々に抱きしめられたり、相談者に優しく接することで癒やされる。
今夏は京都、東京、川崎などで証言。寺社の静寂や庭園の緑に平和を感じた。大学で高校教諭を目指している。
生徒たちに「命を、特にあなた自身のを大切にして」と伝えたい。
■人物略歴
◇Patricia McCann
イリノイ大学シカゴ校3年。戦争に反対するイラク帰還兵の会(IVAW)会員。
ソース:
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パトリシア・マッカーンさん(25):
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