08/10/07 10:47:36.55 mjy54V2/ BE:658161667-PLT(27371) ポイント特典
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【CJC=東京】インドでテロが続発している。人口約11億人の宗教構成は、8割を占め、
政治・経済・社会などでも優勢なヒンズー教に対し、イスラム教(14%)、キリスト教(2・
5%)、シーク教(2%)、仏教(1%)などと、複雑。さらに地域によってその比率も異なり、
都市部ではヒンズー教徒が半数以下のところもある。(中略)
ヒンズー教徒とキリスト者との対立は、キリスト者の多くがヒンズー教からの改宗者であ
ることが、背景にある。東部オリッサ州では、1970年代に1万4000人弱だったキリスト
者は現在約8万人という。ヒンズー教側には「再改宗」を勧める動きも活発化している中
で、インドで伝道に力を入れている集団『ニューライフ・ミッション』の動きがヒンズー教徒
の敵視を買ったと見られる。
ヒンズー教過激派は、キリスト教宣教師が、無料で教育したり医療活動を行うことで、貧
困層や最下位のカースト層を「買収」している、と言う。
オリッサ州では、7月ごろから、農村地帯のキリスト者が襲われ、家を焼かれたり、少女
が強姦殺人されるなどの事件が続発、一部のキリスト者が難民化している。8月に入っ
て、キリスト者のデモ行進が行われたがいずれも平和的なものだった。23日、カンダマ
ルでヒンズー教指導者ラクスマナンダ・サラスワティが射殺された。これがヒンズー教徒
の怒りを買い、事態は泥沼化の様相を深めた。狙撃したのはキリスト者だと主張された
ものの、マオイスト(毛沢東主義者)・テロ集団の幹部との説もある。
オリッサ州で10月1日、キリスト者の住居300家屋以上が放火され、1人のキリスト者
女性が殺害された。8歳の子どもを含む6人も重傷を負った。同州では、キリスト者に対
する暴力が先鋭化した8月24日以来、10月1日までに、迫害で命を失ったキリスト者は
60人。破壊された教会は178、放火された家屋は4600軒、被害を受けた教会系の学
校は13に及ぶ。避難民は5万人以上で、負傷者の数は約1万8000人に上った。
インドでテロ続発、キリスト者への襲撃止まず 負傷者1万8千人
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