08/10/05 20:37:05.04 dHqRCoey BE:937356858-PLT(12224) ポイント特典
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「どなたが失禁を?」F1日本GP訴訟 第二回口頭弁論傍聴記
2007年9月に富士スピードウェイで開催されたF1日本グランプリのずさんな運営により、
「劣悪な環境の中、長時間のバス待ちを余儀なくされ、精神的苦痛を受けた」として
観客109名が富士スピードウェイ(以下、FSW)に対し損害賠償を求めた裁判(記事参照)の
第二回口頭弁論が、9月25日1時30分より東京地裁709号法廷で行われた。
今期日で、被告であるFSW側はチケットの原本109枚すべてを法廷にて確認したいと主張、
原告に対しチケットの即時提示を求めた。これに対し原告側弁護団は「原本は有価証券であり
紛失できないことから原告各自が保管していること」、「全国各地に散らばっている原告から
すぐに全員分を集められないこと」を理由に、次回弁論期日までに集めて提示することとした。
また、原告側は前回の第一回期日でFSWに対して「何を認め、何を認めないのか」という
具体的な認否を求めたにも関わらず、今回も被告から具体的な認否はなされなかった。
被告はこれについて「原告全員が等しく同じ被害を被ったとは考えにくい。原告各自の被害を
それぞれ明らかにしてから、個別の認否を行う」と主張した。
原告はこの被告側の主張に対し「全体の状況があって、各自の被害がある。個別の被害を
争う前に基本的な事実関係について認否をしていただきたい」と主張し、議論は平行線を
たどった。また被告から訴状の記載について、「『失禁する者もあった』とありますが、どなたが
失禁したんですか?」といった質問がなされた。
そこで裁判長は原告に対し次回までに「原告各自の被害を明らかにし、表にするなど被害
によってグループ分けしてほしい」と提案。原告もそれを受け入れ、次回までにチケットの原本と
合わせて準備することとした。(以下略)
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