08/09/15 23:01:49.40 NH9wSbKf0 BE:575093-PLT(12125) ポイント特典
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米国株、急落で始まる ダウ300ドル安、リーマン破綻で・AIGなど大幅安
【ＮＱＮニューヨーク＝川勝充郎】米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻を受けた15日のニューヨーク市場では、
米金融機関の財務や業績への懸念から株式相場が急落。ダウ工業株30種平均は下げ幅が300ドルに達している。
米金融不安を背景にドルも１ドル＝105円台と前週末終値を大きく下回る水準で推移している一方、安全な投資先を
求める資金が米国債市場に流入。10年物国債利回りは急低下（価格は急上昇）している。
株式市場では午前９時 40分現在、ダウ工業株30種平均が前週末比300ドル93セント安の１万1121ドル６セント、
ハイテク株の比率が大きいナスダック総合株価指数が同 60.28ポイント安の2200.99で推移している。
Ｓ＆Ｐ500種株価指数は35.58ポイント安の1216.12。リーマンが15日未明、連邦破産法11条（日本の民事再生法に相当）
の適用を裁判所に申請すると発表。金融株を中心にほぼ全面安となっている。
リーマン株が９時40分過ぎには91％安の0.31ドルまで下落したほか、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）に対し400億ドルの
つなぎ融資を申請したと報じられた保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）も47％安と急落。
米証券大手メリルリンチを買収する米銀大手バンク・オブ・アメリカは15％安。前週末12 日終値に基づくメリルの
買収価格は約29ドルで、メリル株は同水準にさや寄せする形で急伸している。
債券市場では午前９時40分現在、10年物国債利回りが前週末比0.20％低い（価格は高い）3.52％近辺と、
４月中旬以来の低水準で推移している。
金融政策の影響を受けやすい２年物国債利回りは同0.37％低い1.84％近辺と、やはり４月中旬以来の低水準。