08/09/09 11:20:36.69 hDmka0Y50 BE:222815434-PLT(12001) ポイント特典
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大分県の08年度教員採用試験で得点改ざんにより合格したとされる20人に8日、
採用取り消しや退職の辞令が交付された。臨時講師にならずに学校を去る担任は7人。
この日、5カ月余りをともに過ごした児童に別れを告げた。
「先生は悪いことはしていません。もう一度、教員採用試験を受け直すため、勉強したいと言っています」
男性教諭が自主退職し、教壇から去ることになった県南部の小学校。
この日、男性が担任していたクラスで校長が事情を説明し、男性が書いた手紙を配った。
「みんなの前で発表、よくできたね」「放課後に残って机を並べてくれてありがとう」。
児童一人ひとりにあてて、思い出がつづられていた。聞きながら、涙を浮かべる児童もいたという。
県中部の小学校では8日、始業式のあった1日から休んでいた男性教員が出勤した。
「先生!」。姿を見ると、教室にいた約30人の児童が廊下まで駆け寄った。
児童と会うのは夏休み中の登校日以来、約1カ月ぶり。教員の表情にも笑顔が戻った。
自分や親に不正の心当たりはない。どんな経緯で得点が改ざんされたのか、まったく解明されないままだ。
自分の採用を取り消しながら、県教委の内部の処分は甘いと思い、わだかまりが消えない。
「もう、こんな県教委のもとで教えられない」。
男性は自主退職はせず、臨時講師としても学校に残らないことをいったんは決意した。
「話を聞いてくれる先生が大好き。やめないで」「会えなくなって、悲しくて涙が出てきました」
「もっともっといっしょに勉強したり遊んだりしてほしい」
5日夜、担任するクラスの児童から手紙が家に届いた。
保護者も「先生には3月まで続けてほしい」と書いていた。
「担任としての責任を最後まで果たすべきか」。一晩悩み、臨時講師として担任を続けることを校長に伝えた。
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