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【聞こえる？】ニセつんぼ７００人作った北海道の医師強制捜査【聞こえない？】
聴覚障害の虚偽診断書作成で捜索
札幌の耳鼻科医が、本当は耳が聞こえている７００人以上の人について、聴覚に障害があると嘘の診断書を書いた疑いが強まり、警察が強制捜査に乗り出しました。
虚偽診断書作成の疑いが持たれているのは、札幌の耳鼻科医、前田幸あき医師です。
警察によりますと、前田医師は、本当は耳が聞こえている人に対し、聴覚に重度の障害があると、嘘の診断書を書いた疑いが持たれています。
北海道によりますと、前田医師の診断をもとに、北海道内で８２０人に障害者手帳が交付されましたが、問題が発覚した後、既に７００人以上が手帳を返還しています。
そして、３日、北海道警察は、事務手続を代行し報酬を得ていた社会保険労務士の自宅など、関係先の強制捜査を始めました。
前田医師はこれまでＪＮＮの取材に対し、疑惑を否定していました。
「真摯（しんし）に治療をして、その結果の問題です。この治療の時点の話で、聞こえている、聞こえてないと言われても、どうしようもない」（前田医師）
警察は、既にこれまでの捜査で、前田医師が診察の際に、耳が聞こえないはずの患者と普通に話していたという証言を得ていて、さらに裏づけを進める方針です。（03日11:42）
URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)