08/08/27 19:26:39.93 IfbNdMol0
なんていうか、全然立たないのではないけど
びんびんの状態になっていないのだった。
心の中であせりを感じたけど、うろたえてはいけないと思った。
公美の体をいろいろ愛撫しながら
「すごく久しぶりのことだから、なんか緊張してるみたい」
というようなことを言った。
公美は「私もすごく久しぶりだよ。あせらないでね」
自分は今までこういうふうになったことがなかった。
こんなふうになった自分にびっくりした。
本当に好きな人の前では緊張して思うようにできないものなんだ
と思ったりした。
初めて経験するときみたいだ、と思ったりもした。
ひざも震えていた。
「すごく緊張しちゃってる。うまくできなかったら、ごめんね」
公美にいった。
「大丈夫だよ。するばかりじゃないんだから」
公美はやさしく言ってくれた。
少し安心して公美の胸の中にほおをうずめて
公美に愛してる気持ち、好きな気持ちを伝え続けた。
公美の前では本当に正直でいられる。
本当の自分でいられる。
まっすぐ目を見て、心から思ったことをそのまま伝えられるのだった。
ほんのかけらの曇りもなく、心から愛していると思えるから。