08/08/27 20:28:15.60 SegaduV+0
~社会不適格の落ちこぼれ野郎の集まり それが将棋界~
弥生(みお=仮名としておく)という名前の女の子とのつきあいがあったからだ。
今年の8月から10月にかけて、短い時間だったが心に残っている女の子だ。
東大に2回も入学している(卒業は1回)という変わった経歴。
東大将棋部で将棋を覚え、すっかりはまって今は将棋の修行をしつつフリーターという
男ならこの世界ではありがちなパターンだ。
お決まりで日が昇ってから寝る超夜型生活を送り、
夜はいつもネット将棋に行けば彼女を見つけられるだろう。
最初は能ある鷹は爪隠すで、謙虚な人柄なのかな~と
思ったりしたがそうでもなくてなかなかものが覚えられない。
自分に自信がなくて、物事をうまく表現できない。
知能は低くないという意味で頭は悪くないんだろうけど、
とにかく要領が悪く直感がにぶいのだ。人付き合いが苦手でバイトを転々。
男女問わず、将棋指しにはそういう人が多くて、
(私もご多分にもれないほうかもしれないが)
将棋は必ず手番が回ってきて、そこで自己主張する権利が与えられるし
そこで相手より良い手を指せば必ず勝つことができる。
一方、社会では地位とか立場やお金で発言力がかわるし
何を言っても普段がダメなら誰も認めてはくれない。
だから、将棋指しには盤上のみで自分を表現する事に
プライドの全てをかけているような連中が結構多いのだ。
将棋が強いから自分は偉いと本気で信じているような連中が多い。
そういうのは社会では通用しないから強豪の中には
ニートやフリーター、ごろつき系の人がけっこういたりもする。
(山田茂樹センセの代表作 ~いとしのマイミーオ~ から一部抜粋)
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