08/08/25 17:13:35.69 /5JtUp550 BE:852250188-PLT(14141) ポイント特典
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ワンジル高校から日本育ち…東北、博多弁も操る人気者
男子マラソン金メダル
最終日の男子マラソンは、高校時代から日本で育ったサムエル・ワンジル(ケニア)が2時間6分32秒
の五輪新記録で優勝した。実はこれ、走りやすい冬マラソンの平均的な優勝タイム。
酷暑と大気汚染が心配された夏の北京では全世界が想定外だった記録だ。日本勢は尾方剛(35)が13位、
佐藤敦之(30)が完走選手中最下位の76位と大惨敗を喫している。
レース中に30度を超える暑さだったが「全く暑くはなかった」と涼しい顔。そのヒミツは走ることが大好きだった
ケニアでの幼少時代にある。「友達が朝、マラソンの練習に出かけたら、キリンと象に襲われて死んだ。
だから小さいころからずっと、涼しい朝ではなくて、暑い時間帯にしか走っていなかったんだ」
15歳で宮城・仙台育英高校に留学。「好物は納豆とうなぎ。ラーメンとカレーはつらい。リハビリメニューは
田んぼでウオーキング」という高校生活を過ごし「必ず北京で世界一になる」と言い続けてきた。
日本語は高校3年間でマスター。3年時には「国際高校生選抜書展」で入賞もした。東北弁や博多弁も操り、
タレントの松浦亜弥の大ファンで、陸上界ではちょっとした人気者だった。
卒業後は、1992年バルセロナ大会・銀メダルの森下広一氏に師事するため、森下氏が監督を務める
トヨタ自動車九州に入社してマラソンの英才教育をうけてきた。しかし、現在はチームとトラブルの真っ最中だ。
プロのマラソンランナーになるため、マネジメント事務所と契約。
一方で北京五輪前には弁護士を通じて「退職届」を出した。本人は「九州には戻らないけど、日本には帰る」
などとあやふやな返答に終始した。
まだ21歳だが、ケニアには妻がいる。高校時代から「我慢」を教えられ続け、流暢(りゅうちょう)な日本語で
「今日は我慢ができました。日本の皆さんありがとうございました」とあいさつしていたが、
金メダルが生み出すオイシイ話は“我慢”できるだろうか。
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