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星野ジャパンいざ出陣!金メダル獲り資金の「決算」は
【北京=宮脇広久】いざ出陣! 星野仙一監督(61)率いる北京五輪野球日本代表はきょう13日のキューバ戦
(日本時間午後8時試合開始)を皮切りに予選リーグをスタート。悲願の金メダル獲りを目指す。星野ジャパンには
「世界一お金をかけている代表チーム」との声がある。星野監督の強い意向でふんだんに資金を投入して準備を
整えた戦いは、最終的にどんな“収支決算”を迎えるのか。
北京五輪野球は、星野監督が「ロンドン五輪では野球がないわけだから、とりあえずは北京が最後。
ここに新たにわれわれの歴史を刻む」と啖呵を切って、ついに幕を開けた。
星野ジャパン一行は北京市内の日系5つ星ホテルから出陣したが、実は初戦の相手キューバも、宿敵の韓国も、
質素な選手村に宿泊している。
ちなみに、日本代表24選手のギャラは非公開だが、WBCと同様に拘束期間にかかわらず一律1人200万円だとか。
これが高いか安いかは受け取り方次第だが、NPB(日本野球機構)関係者が「とてもプロのスタープレーヤーに
見合った額とは言えないでしょう」と頭をかくのもうなずけるところ。
日本代表チームに関する支出元は、プロ・アマを横断する「全日本野球会議」。選手へのギャラはともかく、星野ジャパンで
ひと際目を引く出費となっているのが、偵察部隊の経費だ。
星野監督は昨年1月の就任直後、04年アテネ五輪でも主将を務めた宮本(ヤクルト)らと会談し、長嶋ジャパンが銅メダルに
終わった理由のひとつが対戦相手のデータ不足にあったと判断。中日、阪神監督時代の懐刀だった三宅博氏(元阪神チーフスコアラー)、
福田功氏(元中日コーチ)、林光中氏(阪神渉外担当)を招聘し、強力な日本代表スコアラー陣を編成した。
3人は北米大陸、韓国、台湾を渡り歩いて偵察活動を続け、詳細なデータを作り上げた。昨年12月のアジア予選を勝ち抜いた際には、
星野監督に「MVPはスコアラー陣」と言わせたほどだ。今年はさらに、山本重政氏(元阪神スコアラー)が加わり、スコアラーは4人編成となっている。