08/08/12 12:44:55.54 zbiNIRiM0 BE:515166645-PLT(12000) ポイント特典
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平和の旗と戦争の旗
こともあろうに北京五輪開会式があった八日、ロシアとグルジアの軍事衝突が勃発した。
平和の祭典に集う二百四カ国のうち百三十七番目と百五十三番目に入場した両国
選手団の間に、形容しがたい緊張感が走った
(中略)
国旗の起源は十八世紀以降の近代国家成立と重なり、これら歴史の暗部を引きずる。
新ロシアで帝政期の旗が復活したのは偶然か、周辺国も似たものが多い。
米国が「show the flag」と日本の軍事貢献を迫ったように、旗幟鮮明(きしせんめい)は
パワーゲームの鍵なのだ▼残念ながらテロ対策で厳戒下の五輪自体が、自由と自治の
本来愛すべきシンボルを暗くしている。
相対的に一時の反日色が目立たなくなったとはいえ、年配の中国人にとって「侵略」と
同義の日の丸は、どう映っただろう▼メダル数に一喜一憂するだけでなく、世界に目を
向ける夏にしたい。
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