08/08/10 11:23:32.69 tnAiwUra0 BE:414137489-PLT(12000) ポイント特典
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●渋川の養鶏場 野犬侵入１２００羽死ぬ
渋川市北橘町赤城山の養鶏場「グリーンファーム赤城たちばな」で八日、鶏舎の金網を破って
侵入した野犬によって、食肉用のニワトリがかみ殺された。死んだニワトリは約千二百羽
（百二十万円相当）に上る。渋川市は同日、付近の住民に野犬出没の注意を呼び掛けた。
現場付近は牛舎や採卵場などが並ぶ酪農団地で、昨年も同じ地区で子牛が野犬に
襲われる被害が発生、捨て犬が問題になっていた。
被害に遭った養鶏場はＪＡ赤城たちばなの子会社が運営しており、昨年四月に設置された。
六棟の鶏舎があり、国産のはりま種など約五万三千羽を飼育している。これまで野犬による
被害はなかったという。
同養鶏場によると、八日午前七時四十分ごろ、鶏舎一棟の金網が破られ、二匹の野犬にニワトリが
襲われているのを場長の今井信恵さん（53）が発見。今井さんは野犬を追い払ったが、
鶏舎内の約九千六百羽のうち千二百羽が野犬にかまれるなどして死んでいた。
鶏舎は広さ約七百二十平方メートル、換気のため壁の一部が金網になっていた。
被害を受け、同養鶏場は鶏舎の入り口部分をベニヤ板で目張りしたほか、渋川保健福祉事務所から
野犬捕獲用のおりを借りて設置した。
今井さんは「えさ代が高騰するなど、採算が厳しいなかでやっている。怒りの持って行き場がない」と
がっくりと肩を落とした。
同保健福祉事務所によると、昨年も同地区で子牛一頭が襲われる被害があった。
ここ数年で十匹以上の野犬を捕獲し、今年も二匹を捕まえたが、いたちごっこが続いているという。
同事務所は「犬は成育が早く約一年で繁殖を始める。捨て犬が続く限り、対応も限度がある」として、
飼い主のマナー向上を呼び掛けている。
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