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麻原彰晃被告の側近は「北朝鮮潜入工作員」だった
オウム真理教と北朝鮮の間に密接な関係があるのではないか、という疑惑は根強くあった。この疑惑は、ある意味で真実であり、ある意味で間違っていた。
というのも、オウムは秘かに潜入した北の工作員によって、利用されていた可能性が高いからだ。事件の根底からの見直しさえ迫られる衝撃のレポート!
「よど号」田宮高麿の証言
「筋がちがう……」
そのひとことを聞いたとき、私は自分の耳を疑った。 オウム真理教の一連の衝撃的なテロ事件の背景に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が絡んでいるのではないか、
とする噂は事件当時からいくつもあった。そのことを北朝鮮にいた「よど号」ハイジャック・グループのリーダー、田宮高麿(故人)にぶつけてみたのである。
「どこかで『よど号』も、今回の事件に絡んでいるのではないのか?」と。
田宮は、
「一連のオウムの事件にわれわれが関係しているのではないかという噂もあるようだが、関係などない」 と答えたあと、ポツリ、と冒頭のような一言をつけ加えたのである。
その衝撃的な言葉を聞いたのは、1995年6 月。サリン事件をはじめとする一連のオウム事件から2ヵ月近く経ったときのことだった。
場所は北朝鮮の首都・ピョンヤンにある「よど号」グループ事務所の一室でのことである。
田宮の言葉は、ふたつの「真実」を伝えていた。ひとつは、われわれはオウム事件に関与していないという釈明、もうひとつは、関与したのはわれわれではない、
という肯定的な意味あいである。