08/07/26 10:31:04.16 tfix3OaN0 BE:219470944-PLT(12021) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/gikog_lighter.gif
押収パソコン、月内にも返還へ…「不正合格」特定可能に
大分県の教員採用を巡る汚職事件で、大分地検は25日、同県警が同県教委から押収したパソコンを月内にも返還する方針を明らかにした。
このパソコンには、元同県教委義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(収賄罪で起訴)が受験者計約40人の成績を改ざんしたとされる2007、
08年度小学校教員採用試験のデータが記録されている。同地検は「改ざん前のデータの復元は可能」としており、同県教委は、復元したデータで
不正合格者を特定できれば採用をさかのぼって取り消す。
同県警や関係者によると、江藤被告は、元県教委教育審議監の二宮政人容疑者(61)や富松哲博・教育審議監(60)の指示で07、08年度の
試験データを改ざんしたという。同県警が、このパソコンを押収した際、本来の成績表などデータの一部は消去されていたが、専門技術を使って復元。
両年度で計82人の合格者中、40人近くが点数をかさ上げされ、本来の合格者と入れ替わっていたことを確認した。
同県教委も今月16日、不正合格した教員の採用を取り消し、合格圏内にいたのに不合格とされた人は希望があれば採用する方針を決め、
事実確認のためパソコンの返還を求めていた。
大分地検によると、県警が復元したデータは捜査資料のため提供することはできないが、パソコンは押収時と同じ状態で返却するという。
刑事事件の押収物は裁判の判決確定まで、証拠として検察側が保管することが多いが、同地検は「刑事訴訟法の手続きにのっとったもの
で異例なことではない」としている。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)