08/07/24 16:12:48.88 jNBpxzN20 BE:707251695-PLT(12011) ポイント特典
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ヴィンテージ楽器として90年代にプレミア価格で取引されたこともあるアナログ・シンセ。
その独特の温かみのある音色を愛するアーティストも多く、いまだに衰えることのない人気を博しています。
ひそかに人気が再熱しているアナログ・シンセサイザーについて、今回は説明していきましょう。
アナログ・シンセの仕組みは、
VCO(Voltage Controlled Oscillator)
VCF(Voltage Controlled Filter)
VCA(Voltage Controlled Amplifier)
といった回路を用いて音を発生させます。
まず、VCOにてノコギリ波、サイン波、パルス波などの基本波形やピッチ(音程)を設定し、 VCFにてその音の波形の加工を行ない、音色を決定。
そしてVCAによって、その音色のエンベローブや音量(電圧を替えて調節)を設定し、音を鳴らすという流れになります。
また、そこにLFO(Low Frequency Oscillator)やエンベローブ・ジェネレーターを介し、コーラス、ビブラート、トレモロなどの効果を付けたりでき、
自分で好みの音を作り上げて鳴らすこともできました。
ただ、電圧を用いて音を鳴らすため音程などが決して安定しない、今では当たり前となっているMIDI制御がほとんどの機種でできない
(CV/GATE端子で同期は可能)などのデメリットもありました。
YAMAHA DX-7などのデジタル・シンセ登場以降に、アナログ・シンセが衰退していった理由にこれらのデメリットが挙げられるかもしれません。
そんなアナログ・シンセは、国内外で数多くのメーカーが製造していました。
海外ではモーグをはじめ、アープ、オーバーハイム、シーケンシャルなどが挙げられます。
これらメーカーのシンセ(アープ・オデッセイやオーバーハイム・8ヴォイス、シーケンシャル・プロフェット5など)は、YMOが使用したことで知られ、日本でも人気を博しました。
また、国内メーカーでも、KORG(POLYSIXやMS-20など)、ローランド(JUPITER、SH、JUNOなどのシリーズ)が人気を集め、
90年代以降には数多くのテクノ・アーティストが使用、世界中で人気が爆発しました。
~(後略)~
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