08/07/23 09:55:31.83 c8FpylNl0 BE:1564147878-PLT(12001) ポイント特典
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事件無関係の女性をネット中傷 発信者情報開示を命令
昨年、神戸市内の高校で同級生から金品を要求された三年(当時)の男子生徒が自殺した事件で、
インターネット掲示板「2ちゃんねる」上で逮捕された少年の関係者と名指しされた兵庫県内の女性が、
発信者の特定ができる情報開示を求め、仮処分を申し立てていたことが分かった。身に覚えのない
誹謗(ひぼう)中傷や私生活を監視するような書き込みが続き、東京地裁は申し立てを認め情報開示を命じた。
申立書などによると、自殺した男子生徒や逮捕された少年とは面識がなく、事件とは無関係だった
にもかかわらず、兵庫県警が少年らを逮捕した直後の昨年九月ごろから、この女性が関係者であるか
のような書き込みが始まった。
一部が伏せ字になっているが、名前や自宅住所、電話番号、家族構成が分かるように記述され
「制裁を加えるべき」「自宅に石投げとけ」などと嫌がらせすることを呼びかけていた。
中には「(きょうは)まだ洗濯物干していない」「三階の部屋にいるんだったら雨戸を開けて」など、
身辺の監視をうかがわせる内容もあった。
女性は昨年十一月、「プロバイダー責任制限法」に基づき仮処分を申請。東京地裁は同年十二月、
悪質な内容を書き込んだとする申し立てを認め、発信者を特定できる情報の開示を命じた。
しかし、掲示板の管理人は住所が分からず、結果的に情報が開示されていない。また掲示板は現在、
閉鎖されているが、別のサイトに移され、閲覧が可能な状態。
女性の母親は「掲示板がある限り一生苦しめられる。心配してくれた人に『火のないところに煙は
立たない』と言われ、間違ったことが事実とされてしまうのがネットの世界。書き込みの削除や
情報開示を明確に定める法律ができてほしい」と訴えている。(横田良平)
(略)
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