08/07/20 14:42:26.51 OA7WEw8j0 BE:184089986-PLT(33778) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/ahaa_3.gif
セミ時雨 ちょっぴり足りない?夏本番 梅雨が影響か
夏本番を象徴するセミにちょっとした異変が起きている。今年の初鳴き日は平年より早いものの、
個体数が少なく、例年のような耳をつんざく大合唱とまではいかない。専門家は6月に梅雨らしい天気が
続いたことなどが原因とみているが、俳人からは「季語の虫の声が弱々しいと、寂しい」との嘆きも出ている。
19日午前、福岡市博多区のJR博多駅前。街路樹でクマゼミがシャシャシャと鳴いていた。
ただ、都市部では近年うるさいほどなのに、物足りない。大合唱団が数人のコーラスになったような印象だ。
気象庁によると、福岡の今年のアブラゼミとヒグラシの初鳴き日は7月8日と5日。
平年はともに10日なので少し早かった。アブラゼミは大阪で7日(平年19日)、
名古屋で5日(同13日)と各地でも早かった。
それが音量とは結びついていない。個体数が少ないためらしい。定点観測を続けている
大阪市立自然史博物館によると、17日の鳴き声は70デシベル(騒々しい事務所レベル)で、
ピークの90デシベル(騒々しい工場レベル)にはほど遠い。同館の初宿(しやけ)成彦学芸員は
「理由ははっきりしないが、セミの個体数は隔年で増減する。
今年は少ないはずで、昨年の8割ほどになるだろう。ただ、最近は多い年が続いたので
余計に少なく感じるのではないか」と話す。
URLリンク(www.asahi.com)