08/07/12 13:55:19.30 Wgb7CNUT0 BE:407028877-PLT(12021) ポイント特典
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山口県下関市の嶋倉剛教育長の、「日本が朝鮮半島を植民地にしたのは史実に反する」と言う発言。
8日になって、事態が収束に向かい始めました。嶋倉氏は、この日行われた、教育委員会の
定例会で、「大変迷惑をかけた。今後は信頼を損なわず職務に当たる」と謝罪しました。
一連の問題が起きた経緯については、私の6月30日付記事「朝鮮学校への補助金充実を」でも
詳しくご紹介していますが、下関市内の朝鮮学校を運営している山口朝鮮学園の、関係者に
よる陳情の席上でのお話です。
この問題によって、多くの政党や市民団体が抗議の声を上げ、朝鮮学園や在日本朝鮮人総
連合会(朝鮮総連)の皆さんはと言えば連日市役所を訪れ、「市側が誠意ある対応をとる
まで続ける」と意気込む事態に発展しました。
江島市長はこうした動きを「非常識」と批判し、一歩も引かない姿勢を見せはしましたが、
教育長としてはこれ以上の混乱を避けたかったのではないかと思っています。
8日の発言で、「日朝平壌宣言の詳しい内容について認識を欠いていた。政府の見解を
尊重する」とも述べています。
第2次世界大戦中の植民地支配などを謝罪した1995年の村山談話や、2002年の日朝平壌宣言
について、嶋倉氏がきちんと認識していなかったことを自ら認めたと言うことになったので
はないかと思います。
9日のNHKニュースでは、謝罪を受ける側の、山口朝鮮学園の様子が報じられていました。
体育館では、学園側から嶋倉氏の謝罪が報告されると、関係者から大きな拍手が上がって
いました。朝鮮学校側は嶋倉氏の言葉を正式なものと認め、事態を収束する意思を表しました。
下関は朝鮮半島に最も近い町のひとつです。しかも多くの韓国・朝鮮人が住んでいます。
市役所や教育委員会には、こうした実情への配慮が必要でしょう。
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