08/07/02 02:42:11.01 N9Zy7zrq0 BE:16857465-PLT(12010) ポイント特典
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<日経>◇ソニー系、新方式薄型パネル量産 パイオニア工場を買収
ソニーと投資ファンドが共同出資するエフ・イー・テクノロジーズ(FET、東京・品川)はパイオニアのプラズマパネル工場を買収して、
「電界放出型ディスプレー(FED)」と呼ぶ新方式の薄型映像パネルを2009年末から量産する。動きの速い動画も明瞭(めいりょう)に
表示でき、消費電力は液晶の半分以下で済む。当初は医療分野など業務用の需要を見込むが、将来は大型テレビ用としても売り込んでいく計画だ。
FEDはプラズマ、液晶、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)に続く「第四の薄型パネル」ともいわれる。
電子を蛍光体に当てて発光させるブラウン管と同様の自発光方式を採る。プラズマや液晶パネルより割高になるものの、
無駄な光のない深みのある黒色を表現できるなど映像の質を高められるのが特徴。液晶のように常に背後からライトで
照らす必要がないため消費電力を減らせるほか、有機ELと比べて画面サイズも大型化しやすい。
FETは量産に必要な技術開発はほぼできたと判断し、パイオニアがプラズマパネルの生産をやめる予定の鹿児島工場
(鹿児島県出水市)の土地・建物を取得して事業化することにした。取得額などの条件を今後詰めて年内に契約。総投資額
は200億―300億円の見込みで一部従業員も引き継ぐ。パイオニアが現物出資する可能性もある。
当面、FED用パネルを年1万枚(26型換算)規模で生産。映像装置メーカーにパネルを供給する形で製品化する。まず医療・放送などの
業務用の需要を開拓、量産技術などを確立したうえで60型の大画面サイズで一般向けのテレビ市場への参入を狙う。量産開始2年で
年250億円、将来は年1000億円規模の売り上げをめざす。
FETはFEDの事業化を探るために06年12月にソニーから独立して発足。出資比率はソニーが37.8%(3月末時点)で、
テクノロジーカーブアウト投資事業有限責任組合(49.2%)などのファンドが残りを出資している。
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日経新聞朝刊より
<CEATEC2007:FED>世界初の240Hz駆動FEDを展示
URLリンク(www.phileweb.com)
マスターモニターを超えるFEDの ブラウン管画質
URLリンク(plusd.itmedia.co.jp)