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スレタイ
阪神・桧山のファンを思う心をサンスポが紹介、一方税リーグは…
『あぶなーーい!!』
グラウンドで打球を目で追いながら選手、コーチが一声に叫ぶ。6月28日、ヤクルト戦(秋田)の試合前の打撃練習。
桧山の放った打球が、阪神ファンで埋まった三塁内野スタンドに向かって飛んだ。それがワンバウンドで少年ファンの口に
当たってしまった。男の子は、係員に誘導され、球場の救護室で医師の手当てを受けた。幸いにも、下唇を少し切っただけで、
患部を縫うほどの大けがには至らなかった。桧山はすぐさまそこへ、お見舞いに駆けつけた。
「毎年(秋田で試合を)やるわけじゃないからね。試合が見られないと、かわいそうだから(軽傷で済んで)よかったよ」
秋田市内に住む小学4年・9歳の野球少年に、ボールと打撃手袋にサインを入れてプレゼントした。さらに、首から下げていた
メガホンにもサインを書いてあげた。それが、心ばかりの“お見舞い物”だった。そして、約10分間の会話を交わした。
握手をして一緒に記念撮影をした。
「ありがとうございます」
少年は自分が、けがをしたにもかかわらず、桧山と対面した瞬間には思わずそういった。心配してくれたことに加えて、
あこがれのプロ野球選手が会いに来てくれたことが、信じられないくらいうれしかった。しかし、喜びいっぱいの表情というより、
緊張したような顔をしていた。
「桧山選手、(試合に)出るといいな」
少年は少しだけ笑顔を見せて、そういった。そして、走ってスタンドに戻った。残念ながら出場機会はなかった。
それでもその一日は、大切でかけがえのない思い出になることだろう。
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