08/07/02 18:31:59.73 FJd7jBJY0
早朝出勤、無給残業に加え…グッドウィル“残酷物語”
違法な二重派遣や派遣従業員からの“ピンハネ”など数々の不正の実態が明らかになり、人材派遣業
「グッドウィル」(東京)が事業廃止に追い込まれた。ハケンだけではなく、正社員さえも苦しめたことが明
らかになりつつあるが、同グループ前会長、折口雅博氏(47)の裸の王様ぶりと悲惨な労働実態を、元
社員が夕刊フジに証言した。
「失踪する社員は1人や2人じゃなかった。地獄のような毎日だった」
こう振り返るのは、グッドウィルの元男性社員(37)。男性は2004年に営業職として入社。06年7月に
退社するまで、中部地区の2支店でサブマネジャーと支店長を務めた。
2年半にわたる労働は過酷を極めたという。
「早朝6時には出勤。無給での残業や休日出勤を強要された。ドタキャンした派遣スタッフの替わりに現
場に出ることもしょっちゅうで、最後の1カ月間は休みなしで働き、過労で昏倒(こんとう)して辞めた」
派遣従業員から搾り取るため課せられた厳しいノルマも社員を苦しめた。
元従業員から訴えを起こされている200円のデータ装備費については、「徴収が義務付けられ、違反し
た支店長は懲罰にかけられていた」と組織ぐるみだったことを明かした。
さらに、「こちらが用意した備品を派遣従業員に無理やり、販売。これにもノルマが課せられ、達成率が
低い支店は月1回開かれる支店長会議で、地区を統括する部長に名指しで叱責された」という。
備品はTシャツ(500円)、スウェット(1000円)、チノパン(800円)、軍手(200円)、カッターナイフ(300
円)の5点。総額は2800円にもなり、多くが日給1万円にも満たない派遣従業員には大きな負担となった。
グループを率いた折口氏についても、経営者としては首をひねるウワサが社員の間でささやかれていた。
「会長は無類のアイドル好き。CMにも起用した、お気に入りのグラドルのDVDを会長室に大量に所蔵。
このグラドルは社内研修用のビデオにも出演していた」
ハデ好きはエスカレートし、05年7月には横浜アリーナでグループのド派手な10周年記念総会を開催し
た。つづく
URLリンク(www.zakzak.co.jp)