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【ヤリマン、ヤリチン狂喜】突然変異体のホモからHIVに強い抵抗力のある遺伝子発見
「HIVに感染しない突然変異者たち」を応用した遺伝子治療研究
一部の人々の体内では、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に対して驚くほどの抵抗力がつく突然変異が起きている。
そして研究者たちは、そのような抵抗力を誰にでも持たせるための方法をついに見つけたのかもしれない。
ウイルスは細胞に入り込んで乗っ取るが、細胞に入り込むには手がかりが必要だ。
HIVは、T細胞の表面を覆っている、CCR5と呼ばれるタンパク質を手がかりにして侵入する(T細胞は主要な2種類の白血球細胞のうちの1つで、身体がウイルスと戦うのを助ける重要な役割を担っている)。
1990年代に、不特定多数の相手と性的な関係を持ち、HIV陽性の相手と関係があったにもかかわらず感染しなかった少数の同性愛の男性たちが、科学者たちの関心を引いた。
彼らのほとんどに、細胞が通常のCCR5タンパク質を作らないようになる突然変異が起きていた。
この知識を得た科学者たちは、CCR5の産生を妨害するか、CCR5の形を変えることにより、HIVが乗っ取りを試みる最初の段階でCCR5を手がかりにできなくする方法をいくつか開発した。
このやり方は、レスリングの試合前に髪の毛を切るのとよく似ている。相手がつかめる部分を1つ減らすというわけだ。
ペンシルベニア大学のCarl June教授らのチームが開発した最新の防御策は、『ジンク・フィンガー・ヌクレアーゼ』と呼ばれる高度に操作されたタンパク質を使い、一部のT細胞からCCR5の遺伝子を取り去るというものだ。
これにより、T細胞はCCR5を作り出す方法を失い、HIVが入り込むのはほぼ不可能になる。
June教授の論文は、6月29日(米国時間)に『Nature Biotechnology』のウェブサイトで発表された。
以下全文はソース参照
ソース:wired vision
URLリンク(wiredvision.jp)