08/06/22 12:42:36.60 drT2fG5s0 BE:13485964-PLT(12010) ポイント特典
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売春目的の人身売買が横行するインドで、売春を強制する10代の少女たちの体の成熟を早めるため、売春組織が女性ホルモン剤
を投与している実態が明らかになった。過剰な投与が心身に与える影響が心配されている。
インドの商都ムンバイ。シャバナさん(18)は3年前、市内の売春宿から地元NGO「レスキュー財団」に救出された。その時、
見た目は20代の女性のようだったという。
西部の貧しい労働者の家庭に育った。ごみ収集の仕事をしていた14歳の時、「いい仕事がある」と見知らぬ男に誘われた先が売春宿だった。
7カ月後に救出されるまで「健康のため」と牛乳を与えられ、そこで働く男から一日おきに注射された。「牛乳には薬を溶かしてある」
と別の少女たちに知らされた。急に胸が大きくなり、体は成熟。吐き気や頭痛がよくあった。
売春宿から年間約300人を救い出す同財団が、ホルモン投与の実態に気づいたのは今年1月。西部の都市プネで救出した
少女2人が「錠剤を与えられていた」と告白したのがきっかけだ。
過去の被害少女たちに確認すると、シャバナさんのような例が出てきた。アチャリヤ代表は「大部分の少女も同じでは」とみる。
投与されるのは卵胞ホルモンとみられる。
投与には本来、医師の指導が不可欠。ムンバイで被害少女を支援するジャヤジ・ナート医師は「卵巣ガンなどにつながる
危険がある」と指摘する。急に大人の体になり、心と体のバランスも崩れる。
インドでは、国内や隣国のネパール、バングラデシュの貧しい家庭から、売春目的で10代前半の少女が売られる事例が
後を絶たない。売春を強要されている18歳未満の女性が国内で30万人に上る、との推計もある。
同財団が救出した少女の15%がエイズウイルスに感染しているというが、「若い子は感染していない、と誤解して少女を
好む客が多い」とアチャリア代表。「誰がホルモン剤を流しているのか、警察は調べるべきだ」と訴えている。
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レスキュー財団の施設で、アチャリヤ代表(上)と話す少女たち。売春宿からの救出後、次第に笑顔が戻ってくるという
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