08/06/20 21:37:36.47 Bj5solBr0 BE:1063951698-DIA(123187) ポイント特典
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日本の隠れた名水、箱根のわき水「嬰寿の命水」枯れる
数百年前からこんこんとわき出ていたとされる箱根町木賀の「嬰寿(えいじゅ)の命水(めいすい)」が、突然枯れた。
枯渇の影響は生活用水に使っていた地元だけにとどまらない。
「日本の隠れた名水」で子宝、安産のご利益もあるとして全国からも命水を求めてくみに来る人たちが絶えなかった。
「命水使用」の看板を掲げる都内の飲食店では死活問題になっている。
地元の伝承よると、嬰寿の命水は箱根外輪山に染み込んだ雨水がわき出たものとされ、最近まで水道の蛇口を全開
した程度の水が絶えずわき出ていたという。
ところが、今月十日朝、近くの自宅に命水をパイプで引いている内田実さん(60)が、異変に気付いた。
「水が出ない」。内田さん方では六十年以上、使い続けているが、「こんなことは初めて」と頭を抱えた。
地元の和菓子店「箱根花詩(はなことば)」は店先に湧出(ゆうしゅつ)所を設け、この水を求めにきた人たちに自由に
くみ取らせていた。
同店でも創業以来八十七年間、命水使用のあんこやかき氷が自慢だったが、社長の瀬戸美和子さんは
「もう同じ味が出せない」と嘆く。
子宝、安産の「霊水」としても知られ、二十代に子宮がんを患った瀬戸さんは命水を飲み続けて克服。
二人の子どもを授かった。