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続「すき家」残業代未払い事件 現役店員が明かす従業員搾取の手口
『どうする?』『じゃあ、あたし30分削るよ』『じゃあ、俺も30分削るよ』--。すき家のアルバイト店員には、なぜか
売上高を達成しないと後から給与をカットされるという“マイナスの成果主義”が導入されており、実際に働いた
時間でも、後から削らざるを得ないという。時給で勤務するアルバイトには働いた時間の分だけ給与が支払われ
るという大原則が、ゼンショーが経営する牛丼チェーン「すき家」では通用しないのだ。労基法よりも優先される
すき家の「労時売上」とは、いったい何か。現役店員に話を聞いた。
【Digest】
◇後から労働時間を削るすき家の「常識」
◇「労働時間の調整をお願いします」
◇実働11時間で休憩無しの深夜1人体制
◇盗人たけだけしいゼンショーのスローガン
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◇後から労働時間を削るすき家の「常識」
2年前まで「すき家仙台泉店」(仙台市)の店長を務め、現在もアルバイトとして同店で働きながら、賃金不払い
でゼンショーの社長を刑事告訴し、民事訴訟で不払い賃金の返還を求めている福岡淳子さん。
福岡さんに、今も全国のすき家で行われているという、違法を促す労務管理手法の実態を語ってもらった。
「すき家の店舗では、労時売上が何よりも重視され、実際の勤務時間よりも労時売上のつじつまを合わせること
が優先されています。
労時売上とは、労働時間1時間当たりの売上のことです。平均で1時間あたり5千円の売り上げがない場合は、
従業員を1人しか使ってはいけない、ということになっています。
そのため、ある時間帯に2人が来て実際に働いたのに、1時間当たりの売り上げが平均5千円に届かなければ、
実際に働いた勤務時間を後から削られてしまいます。
アルバイトは、勤務が終わった時点でデイリー勤怠報告書に自分で勤務時間を書き込みます。タイムカードは
私が入社して1年後に廃止されたので、今は自己申告制のデイリー勤怠報告書のみを基に給与が支払われます。
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