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ヤクルト・リグス退団へ、開幕4番戦力外
ヤクルトのアダム・リグス内野手(35)の今季限りでの退団が10日、濃厚となった。開幕当初は4番を
任されていたが、打率2割2厘、本塁打3と極度の打撃不振により、現在は2軍調整中。球団は前日9日
に年俸2000万円プラス出来高の格安でウィルソン・バルデス内野手(30)の獲得を発表したばかりで、
今季1億7000万円の高額年俸もネックとなったようだ。(金額はいずれも推定)
一昨年39本塁打、日本通算59本塁打のリグスが来季の戦力構想から外れた。
昨季は腰痛の影響から37試合出場3本塁打と活躍できずに終わったものの、今季は巨人へ移籍した
ラミレスの抜けた穴を補う打撃を期待されていた。それだけに、5月23日の2軍降格まで30試合94打数
19安打、打率2割2厘、本塁打3、三振25と極度の打撃不振の主砲へ、球団側も決断を下す方向を示
したようだ。
リグスは開幕4番にこそ座ったが、打撃低迷が続いて4月中旬には5番へ降格した。5月からはスタメン
からも外れて、代打で起用されたが、調子が上がらないまま2軍降格。ファームでは1試合出場後に古傷
でもある右鼠径(そけい)部への痛みを訴え、この日も2軍の全体練習から1人外れて別メニューでリハビ
リに専念していた。
この日、高田監督は「リグスは下でも試合に出ていないし、現段階では(今後の1軍昇格は)難しいのでは。
球団側も今後についていろいろ検討していると思います」と、今季限りでの退団を示唆した。3年契約で来
季も指揮を執ることが確実な同監督のコメントを受け、球団幹部も「監督がそう話しているのであれば」と
否定しなかった。
最近4番で活躍を見せる年俸900万円の畠山の台頭、新外国人ウィルソンの獲得など、現在5位と低迷
するチームは今季後半戦からの巻き返しへ向けた準備も着々と整えている。破格の高額年俸もネックとな
って、リグスの今季限りでの退団が濃厚となった。
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