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大食いタレントのギャル曽根(22)が女優デビューすることが22日、分かった。劇場版「仮面ライダーキバ
魔界城の王」(8月9日公開、田崎竜太監督)で悪役メドゥーサの人間体、サヤカ役を演じる。ギャル曽根は
「まだ慣れていないところがあるので、これからもっとやっていきたい」と、さらなる女優活動に意欲。劇中では
自慢の大食いも披露している。
大食いを武器に芸能界入りし、アイドルユニット「ギャルル」のリーダーとしても活躍してきたギャル曽根が、
演技の世界にまで“箸(はし)”をのばした。
ギャル曽根が出演するのは、平成仮面ライダーのシリーズ9作目となる「―キバ」。ネプチューンの堀内健
(38)が演じる敵キャラ、仮面ライダーアークの手下、メドゥーサの人間体サヤカ役。食事中に口説かれたこ
とに激怒し、変身して襲いかかるという役どころ。
メドゥーサは蛇を食べた怪物ということから、起用が決定。これにはギャル曽根も「自分がある種、少し怪物
みたいなものなので、それに関しては違和感はない」と納得している。
06年に芸能界入りしたときには「自分にやれることはバラエティー、ドラマ問わず全部やってみたい」と意欲
たっぷりに話しており、その思いが実現。「伝統的な番組である仮面ライダーに出させていただいて光栄」と喜
んだ。
劇中でも大食いに挑戦。バラエティー番組での大食いさながら、満面の笑みを浮かべながらお皿いっぱい山
盛りになったスパゲティをペロリ。持ち味をいかした演技になっており「仮面ライダーを食べてやろうかと思った」。
怪物らしさが全面に出ているようだ。
しかしながら、演技は初挑戦だけに、まだまだ演技は不慣れなところも多い。本人もその辺り自覚しているが
「みんなより下手だなと思ったけど、演技は普段したことがないので楽しかった。もっと演技をしてみたい」と、し
っかり“女優魂”が芽生えた様子。特異なキャラクターだけに、デビューを機に、今後もドラマや映画のオファー
が舞い込んでくることもありそうだ。
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