08/05/06 14:57:39.20 ZN2bI9U10 BE:746812883-PLT(12050) ポイント特典
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さる4月23日、JASRAC(日本音楽著作権協会)に公正取引委員会が立ち入り検査をして大きな話題を呼んだ。
JASRACは、音楽の権利者から著作権の管理委託を受け、作品の利用者の窓口となり、その使用料を分配し
たり、権利の保護活動を行ったりしている社団法人。その圧倒的な著作権数により、業界内で支配的な地位を
占めている。公正取引委員会は、JASRACが同業者の参入を阻害する契約を放送局と結んでいるとして、独占
禁止法違反(私的独占)の疑いで今回の検査に踏み切った。
このように、独占的と言われるほど音楽業界において絶大な影響力をもつJASRACだが、中には同組織を通
さずにプロモーション活動を行っているミュージシャンもいる。「サイゾー」1月号に登場してくれたテクノポップア
イドル・Cutie Paiは、5月17日に発売予定のニュー・アルバム『Cutie MANIA』のリリースにあたり、JASRACに
楽曲を信託していないという。Cutie Paiは、インディーズとはいえ、公式モバイルサイト「Cutie Pai大作戦!」の
開設や、映像配信サイト「branco」での番組放送など、すでに多くのメディア展開を行っている。JASRACを介さ
ないことで、プロモーションへの支障はないのだろうか?
プロデューサーである原田経史氏は、「あくまで一個人としての判断」と前置きしたうえでこう語る。
「Cutie Paiはまだ小っちゃな存在なので、JASRACさんに信託させていただかなければならないほど、メディア
で楽曲が流れていないのです。JASRACさんは大きな組織ですから、新しいメディアが出てきたときに、そのメ
ディアでの楽曲の取り扱い方法が決まるまでにどうしてもある程度時間がかかりますよね。僕ら駆け出しのミュ
ージシャン・プロジェクトは、その時間を待っていられる余裕がない(笑) ウェブやモバイル、その他なんでも面
白いメディアが出てきたら、すぐにCutie Paiを乗っけてプロモーションをしたいんです。もっと認知が広まれば、
JASRACさんのお世話にならないといけないのですが、それまでの『草の根運動』の時期は、『ゲリラ作戦』が行
えるように、自分達でその場で即判断して動ける状態にしておきたいんですよ。(以下ソース)
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