08/04/27 20:31:40.20 0LBDcc+V0 BE:272473463-PLT(17200) ポイント特典
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福田政権初の国政選挙となった衆院山口2区補欠選挙は27日投開票され、民主党前衆院議員・平岡秀夫氏(54)(社民推薦)が
4回目の当選を確実にした。
自民党新人の前内閣官房地域活性化統合事務局長・山本繁太郎氏(59)(公明推薦)との一騎打ちとなり、後期高齢者医療制度
(長寿医療制度)やガソリン税の暫定税率など国政の重要課題を争点に、自民、民主両党が総力戦を展開した。
民主党は後期高齢者医療制度、暫定税率、年金記録漏れ問題の3点セットで政府・与党を批判した。小沢代表、菅代表代行、
鳩山幹事長がそろって選挙区に入るなど、連日、党幹部を投入した。社民党の福島党首や国民新党の亀井幹事長、新党日本の
田中代表らも選挙区を訪れ支持を呼びかけた。
一方、自民党は徹底した組織戦を展開。古賀選挙対策委員長ら幹部が次々と選挙区入りし、企業や団体回りを重ねた。
安倍前首相(衆院山口4区)や麻生太郎・前幹事長ら著名な国会議員も弁士を務めて無党派層への浸透を図った。公明党も
太田代表らが何度も現地入りし、支持組織の創価学会も山本氏を支持した。
しかし、告示日の15日に年金からの天引きが始まった後期高齢者医療制度に対する有権者の反発は強く、従来の自民党支持層である
高齢者らの離反を招いた。
平岡氏の当選を受け、政権との対決姿勢を強める民主党の勢いが増す一方、福田首相の求心力低下は避けられない見通しで、
今後の国政に影響を及ぼしそうだ。
補選は自民党衆院議員だった福田良彦・岩国市長が市長選立候補のため、1月に辞職したことに伴って行われた。
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