08/04/18 23:20:36.51 tfWc1GSA0 BE:930958079-DIA(123187) ポイント特典
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職質の達人若手指南「デートに誘うように」
職務質問の技量を競う大会でかつて全国2位になった「職質の達人」が、若手警察官にその技術を伝授する試みが、
神奈川署(横浜市神奈川区)で始まっている。
県警の全検挙数のうち、職務質問を通じた検挙は4~5割に上るため、団塊世代の警察官の大量退職に伴い、若手警察官
の「職質力」向上が課題となっている。
「おれが何か悪いことをしたのかよ」「してないです。この辺で最近空き巣が多いので、ちょっと情報交換できないかな
と思いまして」
約60人の若手警察官が集まった署内の講堂で14日朝、石井弘刑事1課長は声を荒らげる男に、にこやかに対応した。
「お名前は」「お仕事は」「ご住所は」。
丁寧な口調で次々に質問を投げかけ、相手の矛盾点を探ってゆく。
男のバッグから空き巣に使うドライバーが見つかり、犯行を自供させて逮捕するまでの迫真の演技に、若手警察官の目は
くぎ付けになった。
石井課長は88年、警察庁が主催した全国職務質問競技会で2位。実際に連続空き巣盗や覚せい剤常習者といった犯人
をこれまで何度も職務質問で検挙してきた実績もある。
こうした石井課長の経験を若手に伝えようと、同署が職質の講義を企画した。
一般人は、職質に「犯人扱いされている」という悪いイメージを抱きがち。
しかも、人に話しかけるのが苦手な若手警察官が最近は多いという。
石井課長は「好きな人を初めてデートに誘うようなつもりで接すれば、必ず思いは伝わる」と話す。
同署は今後も、数カ月に1度のペースでさまざまな場面を想定した職質の講義を行っていくという。
URLリンク(mytown.asahi.com)
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