08/04/13 20:10:29.16 5fq2jCc7P BE:479337582-PLT(12021) ポイント特典
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残り30秒を切ってのペナルティーコーナー(PC)。0-4。
勝敗はほぼ決していたが、この大会無失点のドイツに一矢報いるチャンスを
日本が得た。「絶対に決めてやる」と、エース山堀(名古屋)が放った
シュートはゴール左ポストに当たり、グラウンドへ。その瞬間、日本の
北京への道は完全に閉ざされた。
試合は日本のペースで始まった。「多少のリスクはあっても攻めていくと
決めていた」とMF小沢(名古屋)。守備陣に穴ができるのを覚悟で前進した。
この攻撃に押されたドイツは、前半の大半で自陣での戦いを余儀なくされた。
だが、「GKに阻まれた」(長屋監督)と最後の最後で得点に至らない。
逆に16分、ドイツに速い攻撃から先制された。「やはり世界1位。修正してきた」と
小沢が振り返るように、後半は守りも立て直したドイツに主導権を奪われる。
失点を重ね、五輪は遠のいた。
メキシコ五輪出場後、エントリーミスさえなければ獲得できていた、
といわれるミュンヘン五輪出場権を逃した悪夢から36年。依然として、
長いトンネルを抜け出せないでいる。「基本的な技術は(ドイツにも)
負けない。体力面を高めないと」。長屋監督の言葉も、どこかむなしい。
悲願はまたも持ち越された。
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