08/04/05 19:26:01.96 G15bGMzD0 BE:583639283-2BP(6070) 株主優待
「月収80万円以上のバイト満載」。高収入をうたうフリーペーパーを街頭ラックに並べる
風俗店の求人システムは、大阪府が迷惑ビラの規制を強化した平成17年末以降、
取り締まりを逃れる形で爆発的に増加した。表紙はクーポン誌を装い、不動産情報誌
などと前後して並べるラックも多く、実態調査を決めた大阪市は「気軽さから手に取る
中高生も多い。悪影響は看過できない」と警戒を強めている。
道路を挟んで女子高と向かい合う大阪市内のある飲食店前。生徒の通学コースだが、
性風俗の求人フリーペーパーを並べた街頭ラックが公然と置かれている。
「関西お花見ポイント」との見出しが付けられた求人誌は、巻頭の花見特集以外は、
SMクラブ、デリバリーヘルス(派遣型風俗店)などの求人広告が満載。
「絶対稼げる」「日給3万5000円以上」と活字が躍り、ホストクラブの割引券まで添付されていた。
女子高では「興味本位で生徒が持ち帰らないよう指導したい」と困惑した様子。
設置している飲食店主は「フリーペーパーの中身は知らない。
『月1000円の場所代を払う』とラック業者が営業に来たので、置いているだけ」と話す。
業界関係者によると、ラックを使った求人システムが出現したのは平成18年ごろから。
それまでは繁華街や駅前で業者が手配りするのが主流だったが、17年12月施行の
府の改正迷惑防止条例で公共の場での性風俗の求人募集は規制対象となった。
「手配りすればすぐに警察に摘発される。対策として無人ラックが急速に普及した」と関係者は指摘する。
専門のラック業者は月額数千円の場所代を支払い、飲食店の店頭などに配置。
女性がターゲットなので、美容室前に置かれるケースも目立つ。
こうしたフリーペーパーも同条例に抵触するとみられるが
「タウン情報誌に近い作りの媒体もあり、一律に取り締まるのは難しい」のが現状という。
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