08/03/26 10:13:35.10 O9+uKd9N0
星新一は神だと思っている。
7年ほど前の正月休みに両親と本郷の新一実家(もんじゃ焼き屋)に
食べに行った時の話。
両親と3人で鉄板を囲んで食事をしているといきなり星新一が
玄関から入ってきた。もんじゃ焼き屋に似合わないイタリアンないでたちで。
星新一が「俺いつもの~」と言って二階へ上がろうとすると、
店内にいた高校生集団が「新一さん!」「新一さんかっけー!」などと
騒ぎ出し、新一が戻ってきてくれて即席サイン会になった。
店内に13,4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を使い
ショートショートをしてくれた。
高校生達が新一の母校東京高等学校の文学部だとわかった新一は
いい笑顔で会話を交わしていた。
そして新一は「またな~」と二階に上がっていき、店内は静かになった。
私と両親は新一の気さくさとかっこよさに興奮しつつ
食事を終え、会計を済ませようとレジに向かうと、店員さん(新一妹)が
階段の上を指差しながら
「今日のお客さんの分は出してくれましたから。また来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。